ヤブカラシとの壮絶なる戦い

ヤブカラシ撃退への壮絶なる戦いの記録

ヤブカラシというとんでもなく厄介な植物がある。こいつが家の畑に生え増殖した。増殖力は凄まじいものがあった。精魂込めて育てたアスパラは枯れ、野菜も被害を受け、畑は使用できなくなった。

悔しかった。憎かった。 そして、四苦八苦しながらヤブカラシ撃退への壮絶なるおっさんの戦いが始まる。

ヤブカラシが畑に入って来た(2024年:秋)

畑に雑草と混じってヤブカラシがポツポツと生えて来た。多分、それ以前から生えてはいたと思われる。 この頃は、ヤブカラシという名前も知らず、超絶に厄介な事になるとは思いもしなかった。

一般的には、畑に野菜を植える時は、まず管理機(かんりき)で耕す。するとある程度の雑草も処理出来る。その後、植える場所を整え、種を蒔くなり苗を植えるなりする。耕す前には苦土石灰を撒いたり肥料を撒いたりもする。

この秋には例年通り白菜、キャベツ、ブロッコリー等を植えた。アスパラは2年目に入り良質のものが取れた。

野菜が育つにつれ雑草も育つ。雑草は野菜の数倍の生命力で育つ。野菜は手入れをしなければ育ちが悪かったり枯れたりするが、雑草は取っても取っても生えてくる。ましてやヤブカラシは超絶すごい生命力である。何しろ藪を枯らす程の植物なのでヤブカラシと言う。厄介やどぉ〜

ヤブカラシは春に向けて身を潜める(2024年:冬)

ヤブカラシは冬には地上に出たツルや葉の部分は枯れる。しかーし、地下茎は春に備えて着々と栄養を貯めている。いやらしいやっちゃのお〜

ヤブカラシが増殖(2025年:春)

芽吹いたアスパラ

春になるとアスパラが芽を出す。しかーし、ヤブカラシも芽を出す。アスパラよりも勢いが強い。出ているツルを引っこ抜いてはいたが、次から次に出てくる。

この畑には、ニンジンの種も撒いている。芽が出て成長しつつあるが、そこにもヤブカラシが出る。それを一つ一つ手で抜くわけである。

ヤブカラシにやられた(2025年:初夏)

増殖したヤブカラシ

畑はしばらく放置していた。これがいかんかった。

アスパラの茎に巻き付き覆い尽くしておるではないか。この時期、アスパラは大きく多く茂り、光合成で根に栄養を渡らせ大きな株へと成長する。それが、枯れ掛けておる。ああぁ〜、せっかく育てたのにのお。

ニンジンはというとヤブカラシに覆われ、出ていた芽はほぼ無くなっておる。ああぁ〜、悔しい。
もう頭にきた。この畑ではしばらく作物は作らん。ヤブカラシを撃退すると決心した。

ここからヤブカラシ撃退への戦いが始まる

除草剤を散布(2025年:夏)

除草剤で枯らしたヤブカラシ

俺は畑に除草剤を撒くと決めた。ただ、除草剤を撒いた後、半年程は作物が育たない。育ちにくい。雑草は育つのに。。。

ホームセンターで除草剤を買ってきて、10Lの噴霧器(ふんむき)で散布する。

何日か後に畑に行くと、ヤブカラシは枯れておった。この時はそう思った。しかーし、更に何日か経つとヤブカラシは至る所で芽を出す。

ここで初めて、インターネットでヤブカラシ対策を調べ始める。

除草剤はヤブカラシに効果のあるものでないといかん。そして、濃度も濃くして3回程散布すると撃退出来るらしい。

ヤブカラシに効く除草剤を散布(2025年:夏〜初冬)

今度は、ヤブカラシに効く除草剤を買ってきた。ヤブカラシに効く除草剤は何種類かあったが、貧乏な俺は安いものにする。高いのはテレビ等で宣伝しておるラウンドアップじゃ。安いのはサンフーロンというものじゃ。

これを通常の倍程の濃さでヤブカラシに散布する。
ある程度、ヤブカラシが生えてきたらまた散布と4回繰り返した。しかーし、また生えきよった。あ〜なんか腹が立って来た。このうんこヤブカラシが、つきしょう〜
最初よりはマシになったが撃退には程遠い。

AIにも聞いたり色々調べたのに。この情報を載せたやつは実際にはヤブカラシを撃退していないと思われる。

このうんこAIが真実を見抜けんのか。まあAIといっても解を導き出すための情報すなわち閾値(しきいち)が正確なものでないといかん。これでも俺は20年程前にAIに関するシステムの開発を行った事がある。AIの元となる手法は、ニューロとかニューラルネットワークとか言うとった。教育も受けたが俺は頭が悪い。さっぱり解らんかった。

根本を断つ(2025年:冬)

このうんこヤブカラシは、種からも広がるが、ほぼ根から広がる植物であるらしい。ならその根っこを断つ。

冬はヤブカラシは地上に生えていたのは枯れて根っこが生きておる。この根っこを掘り返す。これだけで根絶出来るとは思っていないが根絶に近づける作戦じゃ。その次も考えておる。

あ〜しかし地道な作業じゃ。俺は地道な作業は好かん。ガキの頃から単純作業はすぐ飽きるんじゃ。地獄じゃ。でも、このうんこヤブカラシをやっつけるにはやるしか無いんじゃ。

根っこを掘る(2025年:冬)

ヤブカラシの根っこ

農業用フォークで畑の端から掘り起こす。そして、ヤブカラシの根を除去していく。掘り起こして驚いた、根はびっしりと広がっておった。

この方法で粗方根を除去する計画じゃ。しかし、やってみると大変な作業じゃ。難儀じゃ。しかも単純作業なので飽きる。根性でやるしかない。ちと愚痴を言う。なんで俺がこげなこつせにゃならんのじゃ。腹が立つのお。なんか悪いことしたんか、クソぉ〜。

このうんこヤブカラシは、ちょっとでも根が残っていると、そこからまた広がる。出来るだけ残さないよう気をつける。しかし、100%除去するのは不可能じゃ。が、その後の対策も考えておる。

根っこ掘りを続ける(2025年:冬)

掘った根はバケツに入れて畑の外のコンクリの上に置き水分を経って枯らす。これを何度も何日も繰り返す。たまらん。

根っこ掘りが完了(2025年:冬)

ヤブカラシの根っこ堀り完了

年を越した2月。なんとか畑の全面を掘り返し、クソヤブカラシの根を除去した。でも結構除去漏れはあるだろう。そして、春を待つ。

再び根っこを掘る(2026年:春)

春になると残った根からヤブカラシが生えてきた。思ったよりもかなり多い。あれだけ苦労して掘ったのに効果はこれだけか。。。

そしてこれからまたツルの出た部分を掘って根を除去する。これを片っ端から行う。細かい根もなるべく見逃さないようにする。ああ〜難儀じゃ。飽きる。暑ちい。

残ったヤブカラシに除草剤を撒く(2026年:夏)

夏は暑い。根を掘って除去する作業は無理じゃ。それこそ熱中症で死んでしまう。これからは除草剤を使う。

使用するのは噴霧器ではなく、使用済みのスプレーボトルに除草剤を入れる。これでヤブカラシに直接かけていく。これをヤブカラシが出てくるたんびに行う。ヤブカラシっちゅうやつはほんとしつこいのお。

そして、畑は大分復活したように見えるが、このクソヤブカラシはちょくちょく生えてくる。憎い。ほんと好かんやっちゃ。とは言っても当初の7割方除去できたと思う。

ヤブカラシの葉を食う虫がおる(2026年:晩夏)

少し涼しくなってきた。ヤブカラシは未だにちょくちょく生えてくる。せっせと除草剤をやっていると葉っぱのないヤブカラシがたまにある!?そして、ヤブカラシの葉を食う虫を発見した。

もしかしたらこいつがヤブカラシ撃退の救世主にならんやろうか!? と、思ったがそうはならんだろう。

ちと調べたらこの虫は「セスジスズメ」という蛾の幼虫らしい。

これからもこの戦いは続く

絶対に負けん